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バレエという芸術世界の華やかさと楽しさに魅せられた人全員に共通するのが、”踊るのが楽しい”という気持ち。 その気持ち持ち続ける為には、怪我のないダンサー生活が必須です。身体への正しい知識と理解、それに基づく強い身体作り、バレエの基礎を大切にする姿勢。 そのために必要な情報をお届けします。
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今週のレッスン予定です。
1月28日(火):19時半~、初級&P

1月30日(木):19時半~、中上級&P

1月31日(金):16時~、基礎&P

2月1日(土):16時~、基礎&P

2月2日(日):16時~、中級&P

2月3日(月):19時半~、基礎&P→ジムクラスのため暫くお休み
※予定は変更する場合がありますので、予めご了承下さい。


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今回は、足について、取り上げました。

足の骨は、大きく、「足根骨(7個)」、「中足骨(5個)」、「趾骨(14個)」の3つに分かれています。
また、足の骨は、種子骨を加えると、全部で28個あります。

このうち、今回スポットを当てたのは、「中足骨」です。

その前に…。

皆さん、足裏にアーチはありますか?

足のアーチは、下図のように、親指側だけではなく、小指側、横と3つあり、中足骨もアーチを形作っています。
一般的に土踏まずと言えば足裏内側のアーチを指しますが前側、外側にもアーチが存在しています。

バレエでよく言われるアーチという概念は2つの方向があります。

(1)つま先から踵へかけての足長の方向へのアーチ(2つ)

・踵から親指への内側縦アーチ(足裏の内側)
・踵から小指への外側縦アーチ(足裏の外側)

これは分かりやすく、このアーチが美しいつま先を創るともいえます。

(2)親指から小指にかけての足幅の方向へのアーチ(1つ)

・MP関節に沿って広がる横アーチ

これは、外見上分かりにくく、忘れられがちですが、このアーチがあるか無いかで、
踊っている時の疲労度が全く変わります。


 


これらの2つのアーチはクロスしていますが、アーチが十字に交わることは有り得ません。
従って、本当の意味では、ドーム構造になります。
その構造が成り立っているとからこそ、横から見たときに、向こう側が見えるということになるのです。
そして、このドーム構造こそが、ジャンプなどでの着地におけるクッションになります。
このクッションがないと、色々な障害を引き起こすことになります。

正しい足のポジションとは?

正しい足のポジションとは、内踝、外踝の高さが水平で、且つ、親指の付け根、小指の付け根、踵の三点に体重が乗り、骨盤底筋を引き上げ、3つのアーチがきちんと存在している状態を言います。
この状態でルルベをすると、親指と人差し指の間辺りに体重が掛かり、縦の2つのアーチ(内側、外側)により、中足骨の部分で足がきちんと折れ、踵が足に対して、真っ直ぐ上に持ち上がった状態になります。

ルルベにおける問題点

本来、ルルベに限らず、アテールの時点で、アーチがきちんと上がっていることが重要です。
タンジュやプリエをする際にも、常に、このアーチをなくしてはいけません。
しかしながら、多くの傾向として、特に、ルルベになった際、親指の外側に体重が掛かり、踵が内側に捻れ、アーチが無くなるという状況が見受けられます。
これは、バレエのレッスンで「小指に乗らない!」「親指に体重を!」「踵を前に!」という指摘を、間違った形で実践している為だと思います。

この結果、中足骨が内側に捻れ、アーチが無くなるので、足は、ジャンプの衝撃を吸収することが出来ず、膝や股関節に負担が掛かります。

正しく中足骨を使う為に

正しく中足骨を使うためには、何よりも先ず、足の力を抜くことです。
これは足以外にもいえることですが、無駄な力は使わず、骨と骨の間に少しでも多くの隙間を作って下さい。
また、アキレス腱や指を縮めないように、足の裏の筋肉を使ってアーチを作ることが大切です。

先日のクラスでは、このアキレス腱の緊張を緩める状態を作り出すエクササイズを行いました。
なかなか一筋縄では行きませんでしたが、少しずつでも良いので、アキレス腱を緩める練習をしてみて下さい。
また、足には左右差があると思います。
右は出来ても左は出来ないなど、色々なハードルがあると思いますが、自分の足、引いては、自分の身体ですので、諦めずに頑張ってみて下さい。

コンディショニングやピラティスは、やったところで直ぐにバレエに反映されるわけではありません。
この意味、意義は、手段は何であれ、それらを通して自分に向き合うことで、自分の弱点、問題点、改善方法を知ること、そして、それを改善することで何よりも大好きなバレエに良い効果が齎されるということです。


全ては大好きなバレエの為です。


地味なものは楽しくないし、やりたくない!という気持ちも分かります。

が、自分に向き合い、どこがどうダメで、どこをどうすれば良いか、この問題点を改善する為には何をすればよいかというのを考えることで、結果的に、バレエが早く上達すると思います。

コンディショニングを、ただやるのではなく、バレエを楽しく、少しでも上手く、自由に踊るためにコンディショニングをするという風に考えてみては如何でしょうか。


 




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今週のレッスン予定です。
1月21日(火):19時半~、初級&P

1月23日(木):19時半~、中上級&P

1月24日(金):16時~、基礎&P

1月25日(土):16時~、基礎&P

1月26日(日):16時~、中級&P

1月27日(月):19時半~、基礎&P→ジム代行のためお休み
※予定は変更する場合がありますので、予めご了承下さい。


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先日、「ダンスコンディショニング:骨盤のリセット&正しい位置 」について書きましたが、
これを簡単に体験できるツールの一つに、以前もご紹介したマスターストレッチがあります。

マスターストレッチについては、こちらから。

マスター・ストレッチ(Master Strech)
ダンスコンディショニング:マスターストレッチ


マスターストレッチを履くと、

「背骨のナチュラルカーブは残したまま、真っ直ぐにする」

ことが、比較的簡単に出来ます。

また、特にバレエをやっている方にとっての利点は、
  • 足の裏の感覚が変わる
  • 足・脚のコントロール能力が上がる
  • ポアントに立った時の感覚が掴める
  • お腹の引上げが感じられる
  • 付け根が伸びるのを感じられる
  • 軸足の強化が出来る
  • ポールドブラの正しい使い方と通り道が分かる
  • グランプリエの正しい通り道が分かる
  • サイドストレッチで脇を潰さない方法が分かるetc…
これ以外にも、感じ方は人それぞれ様々です。

今まで意識できていなかったところ、使えなかったところ、使っていなかったところを、
先ず理解することが大切です。

このマスターストレッチ、今までは靴の関係で、一度に2人しか受講して頂けませんでしたが、
この度、靴を追加購入しましたので、一度に4人まで受講可能になりました。

慣れて来た方、感覚が大分分かってきた方は、通常のバーレッスンの動きを見直すべく、
マスターストレッチを履いて、簡単なバーレッスンにも取り組んでいければと思います。

是非、一度、体験してみて下さい。


<マスターストレッチ受講について>
 受講価格:3000円/会員、4000円/非会員
 時間;1時間
 定員:4名(1名でも可能)
 予約について:ご希望時間を連絡下さい。 

<ご予約・お問い合わせはこちらまで>
 CCBA 佐野 ちいほ
 TEL:03-3487-1080
 Mail:ccba_info@vitaminhouse.co.jp
 (このアドレスから返信しますので、携帯から連絡頂く場合は、必ず携帯でPCメールが受信可能なことを確認の上、ご連絡下さい。尚、1日経っても返信がない場合は、受信設定が上手く行っていない可能性がありますので、再度お問い合わせ下さい。)


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今月より、バリエーションクラスを復活させます。

記念すべき2014年のバリエーション一曲目は、

『ファラオの娘』第2幕よりアスピシアのバリエーション。

1分20秒ほどのバリエーションで、大技が特にあるわけではありませんが、意外と大変です。

どうぞ皆様挑戦しに来てください!


『ファラオの娘』ですが、あまり知られていない作品ですので、以下、簡単な説明です。


台本:ピエール・ラコット(テオフィル・ゴーティエ「ミイラ物語」に基づく、J・H・サン・ジョルジュとマリウス・プティパの台本による)
演出・振付:ピエール・ラコット(マリウス・プティパによる1862年の同名作をモチーフとする)
音楽:チェーザレ・プーニ


エジプト旅行に訪れたイギリス人が、突然ファラオの時代にタイムスリップしてしまうという奇想天外な設定の
『ファラオの娘』。
原作はロマン主義時代の文学者ゴーティエの「ミイラ物語」で、ナポレオン以前から西欧人の夢をかきたててきた
エジプトへの憧れを贅沢に舞台化した作品です。

古典バレエの巨匠プティパの出世作となった『ファラオの娘』は、19世紀グランド・オペラの潮流がバレエに反映
され、エキゾティックな題材を壮大な美術と多数の出演者で飾った大衆の関心を最大限にかきたてるスペクタクル
として初演されて、絶大な人気を誇りました。

そして2000年、ピエール・ラコットはプティパ版をもとに、そのスケールにふさわしいボリショイ・バレエ団でこれを
再現。猿やライオンが出現する森やファラオの宮殿を背景に、古代装束をまとった侍女や侍従、奴隷、神官たちがつぎつぎと登場。彼らの賑やかな舞いの頂点で、タオールとアスピシアの華やかな技巧が披露されます。
また、ナイルの川底のシーンでは妖精たちの幻想的な踊りも繰りひろげられ、ロマンティック・バレエの香りを
運びます。
太陽神ラーへの祈りで大団円を迎える最終場まで、圧倒的な踊りの洪水で息をもつかせぬ迫力の舞台です。

本作の初演当時の出演者は400人にものぼったそうですが、ラコットによる復元版もなんと総勢150人!
並みのバレエ団では実現しない圧巻の規模です。これは、ファラオの絶対的権力の凄さを物語っています。

<粗筋>
遺跡発掘のため訪れたイギリス人のウィルソン卿は、突然起こった激しい嵐から逃れる為に、ピラミッドに避難します。ピラミッドの奧にはエジプトの王ファラオの娘アスピチアの墓があり、ウィルソン郷が眠りに落ちるとピラミッドの中で突然ファラオの時代へとタイムスリップします。エジプト貴族のタオールに変身したウィルソン郷を待ち受けていたのは、魅惑的な王女アスピシアとの恋と冒険の数々!
タオールに変身したウィルソン郷は、ライオンに襲われたアスピチアを救い2人は愛を誓います。
しかしファラオに反対された2人は駆け落ちし、ナイル河のほとりに隠れ住みますが、見つかってしまいます。
追い詰められたアスピチアはナイル河に身を投げますがナイル河の神に助けられます。
宮殿に戻って来たアスピチアは、ファラオにタオールへの想いを訴え聖なる蛇に手を差し出します。
ファラオはアスピチアの想いの深さに心打たれタオールを許し2人を祝福します。
そしてウィルソン郷は、夢から覚めます。

<見所>
第1幕の森で猿(楽しいダンスを披露!)やライオンが登場して、アフリカの野性の雰囲気を盛り上げると、
一転して第2幕の宮殿では家来や神官、侍女、奴隷、子供など多数が登場。
一方、第3幕、アスピシアが身投げをするナイル河の底では、妖精たちがロマンティック・バレエの定番である
幻想シーンを展開。観客を一時夢の世界に誘う、というように、様々な趣向が楽しめるバレエです。


【バリエーションクラス】
☆1月11日(土)スタート!!
毎週土曜日&日曜日:19時半~20時半

バレエシューズでもポアントでもどちらでも参加可能です。
バリエーション独特の振りも含め、レッスンでやったパを、バリエーションを通して実践し、
踊りとして完成させることを目的としています。



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