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バレエという芸術世界の華やかさと楽しさに魅せられた人全員に共通するのが、”踊るのが楽しい”という気持ち。 その気持ち持ち続ける為には、怪我のないダンサー生活が必須です。身体への正しい知識と理解、それに基づく強い身体作り、バレエの基礎を大切にする姿勢。 そのために必要な情報をお届けします。
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mixiに投稿した内容をこちらにも...。

発表会まで、後2ヶ月を切りました。

というわけで、プログラムに掲載する情報を、この程提出しました。

タイトル:モーツァルトの世界~セレナード~
出演:3名
音楽:モーツァルト作曲、セレナード第9番 ニ長調K.320(ポストホルン)第4楽章

☆ ★ ☆ ★ ☆

タイトル:ワルツ~美しく青きドナウ~
出演:12名
音楽:ヨハン・シュトラウス2世作曲、美しく青きドナウ

最早、変更は不可能です。
今後は、怪我や病気などといったことでの辞退は仕方ないとはいえ、出来るだけそういう事態にならないよう、各自気をつけて下さい。

また、舞台は通常のレッスンとは全く別ものです。

レッスンは楽しければそれで良いのですが、というよりも、楽しくレッスンすることが大切です。
しかし、舞台は必ずしもそうではありません。
どういう内容、どういう客層、どういう目的であろうとも…。
人に見せるということは、経験年数、上手い下手などはさておき、自分の出し得る力の中で、少なくともあるレベルに達することが必要だと思います。

それは、振りを覚えて揃えるなどといったレベルでないことは、言うまでもなく。

しかも、バレエは芸術です。
芸術には芸術としての許容されるべき中身というのがあるはずです。

その為にも、先ずは人に頼らずに踊れるように、振り、音をしっかりと覚えて下さい。

次に、ソロの踊り以外は、必ず自分以外の人が舞台にいます。その人達の存在を常に意識してください。踊りは一人で踊るものではありません。
また、自分だけが上手く踊れれば良いと言うものでもありません。
100人のうち、たった一人でも違うことをすれば、その舞台は台無しです。

その為にも、常に自分一人がという意識は捨て、常に人を意識し、呼吸を合わせようと思う気持ちが大切だと思います。

そして、舞台の成功は、1に練習、2に練習、3、4、…と、常に練習あってこそです。
ただし、練習にさえ来れば良いと言う考えは、これまた論外です。
(だからといって、来た時だけ真面目にして、あまり来ないのも論外です。この手の論議は堂々巡りです…。)

いずれにしても、毎回存在感だけ示しに来るだけではなく、その時に注意されたこと、発見したこと、気付いたこと、その他諸々…。
今回の注意点、失敗や間違いを、次繰り返さないという気持ちが必要だと思います。
(気持ちがあっても出来ないこともあります。それは仕方ないことです。)

それに、毎回同じように音楽をかけて、ただただ踊っても、前回の注意事項などが改善されていかないことには、全く以って無意味で、向上が見られません。つまり、芸術レベルが上がっていきません。それは、極端に言えば、やってもやらなくても同じ。時間の無駄にもなりかねません。

また、誰か他の人に注意していることは、自分は出来ていると思っていても、常に今一度できているかどうか、自分自身チェックする機会にしてください。
直接名指しで注意されない限り、意識が向かないということであれば、常に個人レッスンしかありえず、且つ、時間が幾らあっても足りません。
特に大人は、"身体で覚える"よりも、知識や思考力をフル稼働させ、"身体と頭で覚える"ことが必要だと思います。その為にも、常に頭を働かせて下さい。

最後に、出来ない理由、間違った理由、その他色々な言い訳…。言い出したら限りないと思います。が、頭に戻って、これはレッスンではなく、舞台です。プログラムに言い訳を書けるわけでもなく、舞台上から出来ないことを説明することも出来ません。出来なくても、失敗しても…。来てくれたお客さんには、何の言い訳もできないのです。

出来ないことに対して、悩み、大いに迷い、苦しみ、そして、それを乗り越えることで、人は成長すると思います。その為にも、残された時間、精一杯頑張ってみて下さい。
私も皆さんと一緒に出来る限りの協力をします。
その前に、自身の踊る部分の練習もしないといけないのですが…。

いずれにしても、終ったとき、後悔が残らないように。
また、笑って有終の美を迎えられるように。
舞台の上から、観客を笑顔で見渡せるように。

そして、舞台の素晴らしさを十二分に満喫できるように。

充実感、達成感、満足感を、この舞台に関わる人全員で感じられれば、今回の舞台も成功だといえると思います。
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