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バレエという芸術世界の華やかさと楽しさに魅せられた人全員に共通するのが、”踊るのが楽しい”という気持ち。 その気持ち持ち続ける為には、怪我のないダンサー生活が必須です。身体への正しい知識と理解、それに基づく強い身体作り、バレエの基礎を大切にする姿勢。 そのために必要な情報をお届けします。
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毎回クラスへのご参加、ありがとうございます。

今週やったエクササイズについてです。
【ヒップ・ローテーター】

<目的>
ヒップの回旋筋を鍛えます。
バレエの動きとしては、パッセになります。
パッセとは、通常静止したポーズの名称として多用されていますが、
元来動詞で、「通過する」という意味です。

従って、回旋筋を使って、爪先が足首から脛(脹脛)を通って、
膝部分まで移動してくるという動きです。

その動きのときに使うのが、回旋筋と呼ばれるものです。

これらの筋肉が意識できるようになったら、パッセからアティチュード、
更に発展した動きに繋げていくことができます。

尚、今回のエクササイズは横向きで行います。
仰向けで行うエクササイズとの最大の違いは、自分の体を真っ直ぐにキープし続ける必要が
あるということです。
(仰向けのときに真っ直ぐにキープしなくて良いということではありません、念の為。)

とはいえ、体の片側は床についているので、そこを基点に、反対側を真っ直ぐ保てるように
意識すれば良いのです。

このキープ力は、男性と組んで踊るときにも必要になってきます。

例えば、男性と組むとき、女性が前のめりになってしまうと、男性がどれだけ頑張ってサポート
しようと思っても、前に持って行かれてしまって、最悪、共倒れになってしまいます。

そうならない為にも、女性は背中側をもっと意識して、背中で立ち、男性に寄りかかるくらいが
丁度良い感じです。

これは、即ち、

腹筋で立たないで、背筋で立つ。背中で壁を感じて立つ

ということです。

それを意識しながら、横向きに寝た際に、腹筋だけを固めず、背中側に床があると思って、
その床を壁と思って(仰向けのときの床の役割)、そちらに寄りかかるようなイメージで、
自分の体を真っ直ぐに保つようにしてみて下さい。

ただ、何をするにしても、やはり、土台作りが大切です。
家を建てるときも、土台作りに多くの時間をかけます。
つまり、土台がしっかりしていれば、その上に家を自由に、思いのまま造ることができるからです。

バレエも同じです。

バレエの土台作りが大事。

最近は特に、テクニック重視の傾向がありますが、そのテクニックも、きちんとした土台があってこそ。

土台が出来たら、その土台を元にテクニックを磨く。
そして、また次のステップの土台を作り、その上にテクニックを積み重ねる。

バレエの習得は、この順序が大事です。

という訳で、エクササイズも、いきなり高度なものをやろうとしないで、
基本的なことが出来たら、少し難易度を上げて挑戦してみるというのが大切です。

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