バレエという芸術世界の華やかさと楽しさに魅せられた人全員に共通するのが、”踊るのが楽しい”という気持ち。
その気持ち持ち続ける為には、怪我のないダンサー生活が必須です。身体への正しい知識と理解、それに基づく強い身体作り、バレエの基礎を大切にする姿勢。
そのために必要な情報をお届けします。
ジュニアコンディショニングの続きです。
身体の変化を自分で感じられること。
これは、とても大切な能力です。
と、前のブログで書きましたが、それと同時に、
変化や痛みを伝えられること。
これもとても大切です。
痛いのに我慢してやらなければいけない時と、それに向き合って対応した方が良い時と。
その時の状況や痛みに応じて、対策も様々でしょうが、先ずは、現状をきちんと把握することは、とても大切だと思います。
この日、やってきた彼が開口一番言ったこと、
「膝が痛い。」
そこから、どういう時に痛いか、何をしたら痛いか、何時頃から痛いか、などのヒアリングをしました。
数週間前に来たときも、膝が痛い、足首が痛いということを訴えていましたが、リハが重なるに連れて、より症状が出てきたものと思われます。
というわけで、この日は、膝の問題を中心に見ていくことにしました。
先ず、膝の状態を左右確認してみました。
痛いのは右膝。
左に比べて、右膝はきちんと伸ばしきれていませんでした。
次に、膝の伸ばし方をチェックしてみました。
膝を伸ばすというのは、具体的にどういうことかを伝え、どういう筋肉が動いているかを自分の手で確認し、膝を伸ばす練習をしてみました。
何度か繰り返し、うまく行った時の感覚を体感し…。
実際に、立ってプリエをしてみました。
身体のアライメントを見ながら、プリエの練習をした結果、最終的に、正しくプリエができる場合は、膝の痛みを感じないというところまで来ました。
が、まだ、何時もの癖で間違ったターンアウトや、股関節を使わない状態でプリエをすると、痛みが出ます。
正しい膝の伸ばし方を練習すること、ターンアウトをひざ下や足首だけで作らない為には?ということも伝えました。
因みに、先日紹介したハーフポール(半円柱)は、この練習にとても有効です。
翌日以降のレッスンでどうだったかを、また次回確認してみようと思いますが、ターンアウトの筋肉を少しずつ育てる練習を多く取り入れたいと思います。
男の子の場合、将来的にも膝回りの捻りは怪我につながるので、正しく身体を使い、正しいターンアウトを身につけて欲しいです。
ちびっこダンサーのためのコンディショニングについては、直接お問合せ下さい。
E-mail:chiiho@vitaminhouse.co.jp
佐野 ちいほ
クリック!お願いします。

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これは、とても大切な能力です。
と、前のブログで書きましたが、それと同時に、
変化や痛みを伝えられること。
これもとても大切です。
痛いのに我慢してやらなければいけない時と、それに向き合って対応した方が良い時と。
その時の状況や痛みに応じて、対策も様々でしょうが、先ずは、現状をきちんと把握することは、とても大切だと思います。
この日、やってきた彼が開口一番言ったこと、
「膝が痛い。」
そこから、どういう時に痛いか、何をしたら痛いか、何時頃から痛いか、などのヒアリングをしました。
数週間前に来たときも、膝が痛い、足首が痛いということを訴えていましたが、リハが重なるに連れて、より症状が出てきたものと思われます。
というわけで、この日は、膝の問題を中心に見ていくことにしました。
先ず、膝の状態を左右確認してみました。
痛いのは右膝。
左に比べて、右膝はきちんと伸ばしきれていませんでした。
次に、膝の伸ばし方をチェックしてみました。
膝を伸ばすというのは、具体的にどういうことかを伝え、どういう筋肉が動いているかを自分の手で確認し、膝を伸ばす練習をしてみました。
何度か繰り返し、うまく行った時の感覚を体感し…。
実際に、立ってプリエをしてみました。
身体のアライメントを見ながら、プリエの練習をした結果、最終的に、正しくプリエができる場合は、膝の痛みを感じないというところまで来ました。
が、まだ、何時もの癖で間違ったターンアウトや、股関節を使わない状態でプリエをすると、痛みが出ます。
正しい膝の伸ばし方を練習すること、ターンアウトをひざ下や足首だけで作らない為には?ということも伝えました。
因みに、先日紹介したハーフポール(半円柱)は、この練習にとても有効です。
翌日以降のレッスンでどうだったかを、また次回確認してみようと思いますが、ターンアウトの筋肉を少しずつ育てる練習を多く取り入れたいと思います。
男の子の場合、将来的にも膝回りの捻りは怪我につながるので、正しく身体を使い、正しいターンアウトを身につけて欲しいです。
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